音楽再生用PCの準備2
音楽再生用PCなので、低スペックでも良い!
いや、むしろ低スペックの方がいいのではないかとさえ思えてきた今日この頃です。
そこで、凝り性も無くまた古いPCの残骸を探してきました。
NEC製デスクトップPC-MT4001Aという機種の残骸です。
2005年発売当時は、メーカー製のマイクロタワー型の中でも コストパフォーマンスに優れたPCでした。 |
電源部が逝ってしまったか、マザーボードが逝ってしまったか、突然電源が入らなくなったので、マザーボードと電源部は廃棄してしまい、キーボードとケースのみのジャンクです。
例によってケースのみの流用ですから、ほとんど新規に調達するようなものなので、あまり節約には繋がりません。
これに、どんなマザーボードを入れようかと物色していたのですが、条件としては・・・・
1.音楽再生用PCなので、静音化、できればファンレス化。
2.色々と実験したいので、マルチブートが簡単に実践できるようにしたい。
3.データ保存用ドライブはまだまだHDDに頼らなければならないが、システムはSSDやフラッシュメモリーでいいのではないか。
4.完全ファンレス化を目指すなら、電源部もファンレス化しなければならない。
Atom搭載のマザーボードならば、ほとんどの要求を満たしてくれそうなのですが、以前のエントリー Intel D510MO BIOS のアップデート や SDカード、CFカードをHDD代わりに使いたい! で発覚した通り、Atom搭載のマザーボードで、チップセットがNM10を使っている場合は、CFカードやSDカードを起動ドライブとして使えないため、候補から外さなければなりません。
また、D510やD525MW等の場合、SATAインターフェースが2個しかないため、SATA接続の光学ドライブを1台使うと、HDDやSSD等を1台しか接続できなくなってしまいます。
VoyageMPDを動かすサーバ的な使い方なら、光学ドライブはOSをインストールする時のみ使用して普段は使わないため、あまり支障はきたさないのですが、CDをリッピングしたり、CDプレーヤー代わりに直接CDをかける場合は光学ドライブが必要になります。
USB接続の光学ドライブにも最近はいいものが出てきているようですが、やはり内蔵タイプの光学ドライブはあった方が便利です。
では、他に候補がないのだろうか?
ATXサイズのマザーボードが入っていたケースなので、マザーボードのサイズは気にしなくても良く、選択肢はあるはずです。
ASUSにもAtomD525を搭載したマザーボードがありますけれど、チップセットはNM10なので、おそらくCFカードやSDカードを起動ドライブとして使えないだろうと思われます。
ASUSからはAMDのCPU E-350をオンボード搭載しているマザーボードが何種か出ていました。
http://www.asus.co.jp/Motherboards/AMD_CPU_on_Board
チップセットはAMDFCHA50なので、期待できるかも知れません。
しかも、E35M1-M PROなどは、SATAが5個もあります。
SATAのHDDやSSD、光学ドライブ、フラッシュメモリーカードなどなど、5台も接続できます。
しかも、CPUファンは標準で付いてきますが、負荷がかからない用途ならファンレス動作も可能なようです。
これはかなり期待できそうです。
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2011/12/02 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:PC_Audio