JB300BVer.3電源トランス唸り音解決の巻

 何事にもせっかちな性分の私は、サンバレー・キット屋製キット「JB300BVre.3」完成直後からすぐにLo-D HS-500にて音出しをしていました。

 リスニングポジションである程度の音量で音楽を聴いている間は、例の電源トランスの唸り音など全く聞こえないのですが、音楽が止み操作のためにアンプ周辺へ近づいていくと、低~い唸り音が聞こえてきます。
 低周波で、「ぶ~~~~~~~ん」

←このラック天板が共振していたため
低周波振動が増幅されていた。

 素人でも、天板の上に何か敷いて補強すればよいということは予想できます。
そこで、少しググってみたところ、どうも「コーリアンボード」がいいようだと言うことが分かりました。

初めてこの「コーリアン」という文字を目にしたとき、全く予備知識のない私は
「また韓国製の材料かあ???」「韓流ドラマや映画、K-POPだけでなく、とうとう資材まで韓流の波が押し寄せているのか」と思ってしまいました(笑)

かの有名な化学会社のデュポン社が造っている人工大理石ボードのことだと分かるまでにそれほど時間はかかりませんでした。
かなり沢山の人が、「コーリアンボード」をスピーカーの下に敷いたり、アンプ、プレーヤーの下に敷いたりして、その有効性を力説しているサイトやブログが数多く出てきました。

そこで、このコーリアンボード製のオーディオボードなるものを探してみると、結構あちこちで売られています。
オーディオショップの通販や大手ショッピングモール内のショップなど、厚みとサイズを指定して注文できるところもあります。

しかし、たかが天板を補強する目的の「板」にそんな大金を投じられない、まして、効果があるかは半信半疑。
そんな思いで、検索を続けていると、某オークションの出品物に目がとまりました。

φ43・t12のコーリアン製インシュレーターです。オークションなので、開始価格がとても安いのです。
どう考えても、こんな低価格で落札出来るわけがないというような金額です。
出品者さんは、コーリアンボードの端材を使って色々な大きさのものを造って出品されているようで、このインシュレーターは端材の端材で造っていらっしゃるのでしょう(←私が勝手に想像しているだけ?)。
この金額ならダメ元で購入してもあきらめが付くので、入札してみました。

オークションの場合、欲しい人が沢山いると、どんどん値がつり上がります。
しかし、私の場合は運良く開始価格で落札できてしまいました。
結局、商品価格よりも送料の方が高く付いてしまいました(^_^;)

コーリアン製インシュレーターが手元に届いたので、早速JB300BVre.3のゴム足の下へ敷いてみました。

結果・・・・・・、ほとんど変わりませんでした。

φ43mmの板状のインシュレーターを敷いただけでは天板の共振は収まらなかったようです。

このことはある程度予想できたので、このインシュレーターの取引時、出品者さんには希望の大きさのコーリアンボードを特注可能かどうか打診しておきました。
ネットオークションでは色々とトラブルがあり、まして顔も見えない相手にいきなり特注の打診などできません。
一度でも取引があれば、その後のやりとりもスムーズに行くはずだと、長年のネット経験から思いました。

その出品者さんは、とても良心的な価格で特注コーリアンボードを作成してくださいました。

 ラックの天板が 横:1180mm 奥行き:450mm なので
コーリアンボードは、送料のことも考慮して2枚に分割して、かつはみ出さないように
横:570mm 奥行き:430mm t=12mm ×2枚としていただきました。

後日、コーリアンボードが届いたので早速ラックの上に敷き、アンプを乗せると・・・・・
ほとんどトランスの唸り音は聞こえなくなりました。

めでたし、めでたし! 

コーリアンボードでなくても、ある程度重量のあるボードを乗せれば共振は止まるのでしょうが、他の材質を試す余裕は今のところありません。

肝心の「音」についてのレポートは、またこんど!

 

 

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